サツマイモ基腐病検出LAMPキット

DryADD™とは、ニッポンジーンマテリアルが開発した乾燥化技術を用いた「ライフサイエンス試薬をラボからフィールドに」をコンセプトに開発した試薬です。室温での輸送や保管が可能であるため、長距離の輸送にも保冷剤やドライアイスが不要で、電力供給が不安定な地域でもライフサイエンス試薬が利用可能となります。

※ 本製品には、富山県平成28年度産学官連携推進事業に採択された「植物病害遺伝子診断キットの長期室温保存を可能とする乾燥試薬の開発」における東京大学植物病理学研究室との共同研究の成果が活用されています。

品名 Code No. 包装単位 価格 備考
DryADD™
サツマイモ基腐病検出LAMPキット *1
DR-010-01 48 テスト用 122,700 円 *2

表示価格は希望予定納入価格(税別)です

製造販売元:株式会社ニッポンジーン マテリアル

本品は、期間限定の受注生産方式を取らせて頂いておりましたが、これまで多数のお問い合わせをいただいたため、 当面は通期での受付・販売をいたします。

本品をご希望の方は、 までお問合せください。

製品説明

本品はサツマイモ基腐病の検査を行うキットです。以前販売しておりました従来品では「サツマイモ基腐病検査用LAMPプライマーセット」と「LAMPプライマーセット専用 DNA増幅試薬」を組み合わせて使用する必要がありましたが、本品ではこれらがあらかじめプレミックスされており、性能は保ちながら手順が簡素化された改良品になります。また乾燥試薬となったことで、室温での保存が可能となりました。
本品のDNA増幅にはLAMP法を採用しており、蛍光発色液alphaの発色の有無によって、目視判定によるサツマイモ基腐病検査を行うことが可能です。 サツマイモ基腐病は、栽培時および貯蔵中のサツマイモを腐敗させる植物病で、サツマイモの生産に深刻な被害を引き起こしています。症状が紛らわしい植物病が発生している農業現場において、本品を用いる事で簡便かつ迅速にサツマイモ基腐病を診断する事ができるため、最適な対策を講じて頂けます。

製品内容

DryADD™ サツマイモ基腐病検出LAMPキット(48テスト用)
構成品 容量 保存 備考
Pd検出用乾燥試薬 8well × 6本 室温
Pd試薬溶解液 400 µL × 6本 室温 検査毎の使い捨てを推奨
Pd陽性コントロール 6本 室温 検査毎の使い捨てを推奨
Pd陽性コントロール溶解液 400 µL × 1本 室温
ミネラルオイル 400 µL × 6本 室温 検査毎の使い捨てを推奨
マニュアル 一部

*簡易抽出液(0.5 N 水酸化ナトリウム、100 mM Tris-HCl(pH8.0))はお客様にてご用意ください。

輸送方法
*本品は、乾燥試薬および常温輸送可能な製品のため、常温での輸送となります

使用方法

*各工程の同時進行は避け、A→B→Cの順に実施してください

工程A︓DNA サンプルの調製

A-1. 0.5 N 水酸化ナトリウム 150 μl が入ったチューブを検体数と同数、100 mM Tris-HCl(pH8.0)150 μl が 入ったチューブを検体数+1 本用意する(追加の1 本をPd 陰性コントロール溶液とする

A-2. カミソリでサンプルを切り出し(0.2 cm×0.2 cm×1 cm 程度)、0.5 N 水酸化ナトリウム水溶液 150 μl に入れる

A-3. ペッスルで摩砕し、16,200 × g で5 分間、室温で遠心する

A-4. 上清15 μl を各々100 mM Tris-HCl(pH8.0)150 μl と混合し、スピンダウンする

A-5. このうちの1 μl をDNA サンプルとする

  ※簡易抽出液(0.5 N 水酸化ナトリウム水溶液および100 mM Tris-HCl(pH8.0))は、お客様にてご準備ください

工程B︓Pd 陽性コントロールの調製

B-1. Pd 陽性コントロールのチューブを1 本取り出す

B-2. Pd 陽性コントロール溶解液10 μl を添加した後、スピンダウンする

B-3. 室温で5 分静置する

B-4. ボルテックスした後、スピンダウンしたものをPd陽性コントロール溶液とする

工程C︓検査溶液の調製とLAMP 反応

C-1. Pd 検出用乾燥試薬を必要本数取り出す

C-2. Pd 試薬溶解液、ミネラルオイルを取り出し、撹拌後スピンダウンする

C-3. Pd 検出用乾燥試薬各チューブにPd 試薬溶解液24 μl を添加し、2 分間静置して乾燥試薬を溶解させる

C-4. DNA サンプルと、陰性、陽性各コントロールそれぞれ1 μl 添加した後、ミネラルオイル20 μl を重層してキャップを閉じる
  ※ホットボンネット機能を有するサーマルサイクラーを使用する場合はミネラルオイルの添加不要

C-5. 転倒混和後スピンダウンし、65 ℃、40 分間保温する(検査反応)

C-6. 80 ℃、2 分間保温する(反応停止)

C-7. 判定

【こちらも合わせてご覧ください】

株式会社ニッポンジーン ポータルサイト: サツマイモ基腐病検出キットの使い方

資料 Data Sheet

製品マニュアル

DryADD™ サツマイモ基腐病検出LAMPキット 製品説明書(PDF)

SDS (Safety Data Sheet)

DryADD™ サツマイモ基腐病検出LAMPキット 製品安全データシート(PDF)

関連情報

備考

本品は試験研究用試薬です。医薬品の用途には使用しないでください。

参考文献

月報 砂糖類・でん粉情報 2019年10月号
「サツマイモに甚大な被害を与える侵入病害「基腐病」の超高感度・簡易・迅速診断」
東京大学 大学院農学生命科学研究科 助教 前島健作、教授 山次康幸
独立行政法人農畜産業振興機構WebサイトURL:https://www.alic.go.jp/content/001169644.pdf

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ライセンス

LAMP法は栄研化学株式会社が特許を保有しています。株式会社ニッポンジーン マテリアルは、LAMP法を用いたサツマイモ基腐病検出キットの開発、製造、および販売を許諾されています。

製品に関するお問い合わせ先

株式会社ニッポンジーン

検査・診断試薬に関するお問い合わせ

*お問い合わせフォームは、㈱ニッポンジーンが運営する植物病診断キット/サービス紹介のポータルサイトに移動します。

株式会社ニッポンジーン マテリアル

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